歴史的な高値圏にあるマンション市場で、2025年からある「異変」が起きている。東日本不動産流通機構のデータによれば、首都圏の中古マンションの売り出し価格は26年に入っても上昇が続く反面、成約価格は25年から頭打ちだ。天井知らずの売り出し価格に、顧客がそっぽを向き始めたのだ。
騰落の度合いは地域や物件によって濃淡がある。東洋経済はマンション情報サイト「マンションレビュー」のデータを基に、25年と26年のそれぞれ1~5月に売り出された首都圏の中古マンションの価格を抽出。一般的なファミリー向け住戸の広さである70㎡に換算し、市区町村や物件ごとの騰落率をランキングにした。
隣り合うエリア同士で「格差」
1年で価格が2割下落した物件もある。売り出し価格を下げて資金回収を急ぐケースや、「転売ヤー」の誤算も見られる。
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