福岡県警は、目撃者の証言を基に事件の容疑者らの似顔絵を描く「似顔絵捜査官」を育成するため、若手警察官ら向けの講習会を開いている。防犯カメラの普及で作成件数は減少傾向にある一方、現在でも事件解決につながるケースは多く、担当課は「優秀な描き手を増やしたい」と力を込める。
講習会の内容
福岡県篠栗町の県警篠栗合同庁舎で今月2日に開かれた講習会には、県内各署から集まった若手警察官9人が参加。県警鑑識課の梅崎大志郎・巡査部長(38)が作成のコツを説明した。
参加者らは、目や鼻など各パーツの描き方や、目撃者の話を遮らずに相づちを打つといった聴取の方法を教わった後、実際の現場を想定した課題に挑戦。犯人役の写真を見た目撃者役に、描き手役が「印象に残った点は」などと質問し、似顔絵を描き上げていった。
参加者の声
折尾署の男性巡査(23)は「防犯カメラがない事件では、似顔絵が解決の糸口になるかもしれない。今後は積極的に挑戦したい」と語った。



