Sansan、営業利益2.4倍の過去最高 名刺管理に加えBill Oneも好調、来期も利益成長5割超へ
Sansan営業利益2.4倍の過去最高 名刺管理やBill One好調

Sansanは2026年5月期(2025年6月~2026年5月)の通期連結決算を発表し、売上高が前年比24.4%増の537億6100万円、営業利益が同137.0%増の84億2700万円と、過去最高益を達成した。主力の名刺管理サービス「Sansan」に加え、経費精算クラウド「Bill One」の急成長が利益を大きく押し上げた。

名刺管理とBill Oneが牽引、Eightも好調

主力の名刺管理サービスSansanは、売上高が約311億円(同16.2%増)で、営業利益率は38.9%に達し、グループの収益基盤となっている。名刺アプリ「Eight」を軸とするEight事業も売上高約67億円(同33.0%増)と好調だった。

Bill Oneは、請求書の受領・データ化を起点に経費精算や債権管理までカバーする経理AXサービスで、売上高は約137億円(同39.7%増)。営業損益はなお約16億円の赤字だが、前年同期から約37億円改善し、2027年5月期には通期黒字化を見込む。

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来期は営業利益50%超増、初の期末配当も

2027年5月期の見通しは、売上高が約637億~653億円(同18.5~21.5%増)、営業利益が約127億~147億円(同51.2~74.4%増)と、さらに成長を見込む。

株主還元にも注力し、2027年5月期は中間・期末合わせて計5円の配当を予定。上場以来初の期末配当(1株当たり2.5円)も実施した。

事業拡大の背景と今後の戦略

Sansanは2007年に名刺管理サービスで創業。2012年に名刺アプリEightの提供を開始し、2020年に経理DXサービスBill Oneを投入した。Bill Oneでは法人カード「Bill One ビジネスカード」や発注データ照合オプションなど機能を拡充し、さらなる成長を目指す。

また、SansanはOpenAIのGPT APIを活用した新機能として、セミナー集客用メール文面作成や有効証券行報告書の要約機能を無料提供するなど、AI活用も推進している。

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