2026年6月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。ライフ部門の第3位は――。
第3位は、大坪拓摩氏(日本デザイン代表)の記事「疲れたらスマホを見ながらソファでゴロゴロするのは三流…一流が実践するさすがの気分転換」です。大坪氏は著書『自分で自分を育てる戦略書』(かんき出版)の中で、「『疲れたからやる』のではなく、『疲れる前にやる』と休む日を先に決めておくことで仕事のペース配分が可能になる。『休んでいる=お金を稼げない』は間違っている」と述べています。
疲れたと自覚したらもう遅い
生産的な習慣を構築する上で重要なのは、休息もまた習慣化すべきだということです。多くの人は「疲れたら休めばいい」と考えますが、疲れを自覚した時点でパフォーマンスは相当低下しています。そこから休息を取っても回復に時間がかかり、失われた生産性を取り戻すのは難しい。レーシングカーは壊れる前に計画的にメンテナンスを行うように、人間の身体と脳も同じです。
スマホは休息にならない
疲れたとき、気分転換と称してスマホを眺めたりYouTubeを流し見したりする人が多いですが、脳は全く休んでいません。画面から次々と新しい情報が流れ込み、脳はフル稼働したままです。神経科学の研究では、脳には「デフォルトモードネットワーク」という機能があり、外部からの情報入力がないときに活性化します。記憶の整理や創造的思考はこのネットワークで行われますが、常に情報を入力しているとその機能が働く余地がありません。「疲れたからスマホを見よう」は、実は消耗の延長線上にある行為なのです。
休息をスケジュール化する
大坪氏は、休む日をあらかじめ予定に組み込むことを勧めます。「疲れたからやる」ではなく「疲れる前にやる」と発想を切り替えることで、仕事のペース配分が可能になります。休むことを先に決めておけば、罪悪感なく休息に集中でき、結果として生産性が高まります。
「休む=稼げない」というバイアスを外す
「休んでいる間はお金を稼げない」という考えは誤りだと大坪氏は指摘します。休息は投資であり、回復したエネルギーと集中力が長期的な生産性を支えます。このバイアスを取り除くことが、持続可能な働き方の第一歩です。
※本稿は、大坪拓摩『自分で自分を育てる戦略書』(かんき出版)の一部を再編集したものです。



