オリンパス元CEO竹内氏、映像・科学事業売却の決断語る
オリンパス元CEO竹内氏、映像・科学事業売却の決断語る

2019年から2026年までオリンパスの社長CEOを務めた竹内康雄氏が、医療分野に専心する「グローバル・メドテックカンパニー」への転換を掲げ、映像事業と科学事業を売却した決断の背景を証言した。全3回のインタビュー第2回となる。

「祖業を売る」批判と社内の反発

竹内氏がCEOに就任し、真っ先に打ち出したのが医療分野への経営資源集中だった。しかし、映像事業は80年、顕微鏡を扱う科学事業は100年の歴史があり、社内からは強い反発があったという。「祖業を売るなんて」という批判の声も上がったが、決断は揺るがなかった。

限られた経営資源の集中

竹内氏は、限られた経営資源を薄く広く配分するやり方では、変化の速いデジタルやAIの時代に対応できず、すべてが立ちいかなくなると考えた。最も成長が見込める医療に経営資源を集中させる必要があったと説明する。

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竹内氏は「事業をどうやめるかの設計」に頭を悩ませたと振り返る。売却のプロセスや従業員への影響など、事業を縮小・撤退する際の難しさがうかがえる証言となった。

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