モスフード、玄米定食店「あえん」で新たな需要開拓へ
モス、玄米定食店「あえん」で新たな需要開拓へ

モスバーガーを展開するモスフードサービスが、2026年3月、町田駅前に「玄米食堂あえん」をオープンした。ハンバーガー事業が好調な同社が、なぜ定食業態に進出したのか。その背景と戦略を探る。

「玄米食堂あえん」の実態

「玄米食堂あえん」は、町田駅前の町田パリオ1階に位置する。店舗外観からはモスフードサービスが運営しているとは想像しにくい。同社はこれまでにも「モスバーガー」以外の業態を展開してきたが、今回の定食店は新たな試みだ。

実際に注文した「あえんの里山定食」(税込1390円)は、竹ざるに並べられた7つの小鉢が特徴。からあげ、魚、玉子焼き、冷奴、ひじきの煮物、青菜のごま和え、白和えが並び、玄米ごはんとみそ汁が別に付く。メニューには「千葉県産コシヒカリ玄米に白米を独自ブレンドした『二八玄米』を使用」と記載され、玄米・肉・魚・野菜をバランスよく楽しめる。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

好調なモスバーガー事業

モスフードサービスの国内モスバーガー事業は、2026年3月期に既存店売上高、客数、客単価がそろって前年を上回った。値上げが続く中で客数も伸ばしている。同社はハンバーガー事業で得た収益を基に、新たな食事需要の開拓を目指している。

なぜ定食業態なのか

同社は「本業が強いからこそ、別の食事需要を取りにいく」と説明する。外食に求められる役割が変化する中で、単純な拡大ではなく、成立する形を探っている。家で作るには手間がかかる一食を駅前で提供することで、新たな顧客層の獲得を狙う。

「日常の一食」への挑戦

「玄米食堂あえん」は、日常の一食としての定食を提案。モスバーガーとは異なる時間帯やシーンでの需要を取り込む。同社は「玄米と小鉢の定食屋」として、健康志向の消費者や、手軽に栄養バランスの良い食事を求める人々にアピールする。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ