みずほ証券は、富裕層向けの営業体制を強化するため、東京都内の3支店の営業担当者を新設する拠点に集約し、オンラインと対面を組み合わせた「ハイブリッド形式」の営業に切り替える。これにより効率性の向上を図る。
新拠点に約250人を集約
同社は10月26日付で東京都新宿区に新拠点を設置する。新宿、池袋、渋谷の既存の3支店で富裕層の資産運用などを助言する営業員約250人を移す。支店は廃止せず、個室を設けるなど対面を希望する顧客が相談しやすい形に改装する。
将来的には東京の他のエリアや大阪、名古屋などでも営業員の集約を進める考えだ。
オンライン活用で面談件数増加
営業員は新拠点で、オンライン面談を通じて顧客の資産運用の相談に応じる。みずほ証券では現在、来店や訪問など対面形式での顧客対応が9割を占めている。オンラインの活用で営業担当者1人当たりの1日の面談件数を現在の2件から3件以上に増やしたい考えだ。
営業員の専門性向上にもつなげ、2028年度をめどに担当部門の経常利益を25年度比で2倍にする目標だ。
顧客の利便性向上も期待
対面では難しかった平日夜や休日の面談も可能になるため、顧客の利便性も高まるとしている。営業員の集約で知識やノウハウを共有する狙いもある。



