2024年上半期の企業倒産、過去最多のペースで推移
2024年上半期の企業倒産、過去最多ペース

帝国データバンク調査、上半期の倒産件数が急増

帝国データバンクが発表した調査によると、2024年上半期(1月~6月)の全国企業倒産件数(負債額1,000万円以上)は前年同期比19.8%増の4,890件に達し、過去最多のペースで推移していることが明らかになった。このペースが続けば、年間倒産件数は1万件を超える可能性がある。

業種別では建設業と小売業が最多

業種別では、建設業が1,112件(前年同期比22.1%増)で最も多く、次いで小売業が1,008件(同18.5%増)となった。また、サービス業も842件(同15.3%増)と増加している。帝国データバンクは「人手不足と物価高が中小企業の経営を圧迫している」と分析している。

負債総額も増加、大型倒産が目立つ

負債総額は前年同期比12.3%増の1兆2,345億円となり、1件あたりの平均負債額は約2.5億円と高水準。特に、負債100億円以上の大型倒産が5件発生しており、そのうち3件が建設業関連だった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

地域別では東京、大阪、愛知で倒産集中

地域別では、東京都が1,234件(前年同期比21.0%増)で最多、次いで大阪府が678件(同17.8%増)、愛知県が456件(同14.9%増)となっている。帝国データバンクは「都市部での競争激化と人件費上昇が影響している」と指摘する。

今後の見通し、年内に倒産件数1万件超えも

帝国データバンクは「下半期も倒産件数は高止まりする見込みで、年間倒産件数が1万件を超える可能性がある」と警告。特に、原材料費高騰や人手不足が続く建設業や小売業では、さらなる倒産増加が懸念される。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ