77年式マツダ「サバンナGT」が1080万円で販売、ロータリー搭載車の旧車市場が過熱
77年式マツダ「サバンナGT」が1080万円で販売、旧車市場過熱

1977年式のマツダ「サバンナGT」が、1080万円のプライスボードを掲げて展示販売されている。約半世紀前のモデルでありながら、丁寧なレストアが施された極上車であることや、ロータリーエンジン搭載車の希少性が評価され、国産ビンテージカーの代名詞であるトヨタ・スポーツ800を上回る価格がついた。

ロータリーエンジン搭載車の人気と希少性

マツダのロータリーエンジン搭載車は、全般的に人気と中古車価格が上昇傾向にある。サバンナの後継機種である「RX-7」も、最終型のFD3Sなどは状態やグレードによっては1000万円を超える個体があるという。

展示車両を扱うヴィンテージ宮田自動車によれば、サバンナGTはもともとタマ数が少なく、希少性が高いため、「購入できる中古車自体がかなりレア」だと語る。

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約20年前のレストアが価値を高める

展示車両は、前オーナーが約20年前に500万円以上かけてレストアし、大切に保管していたこともポイントだ。外装を再塗装したほか、下まわりやエンジンなども丁寧にレストアされた極上車である点が、高価格につながっているという。

これらの要因により、展示車両のサバンナGTは、トヨタ・スポーツ800を超える価格となっている。

旧車市場の成熟と今後の動向

今や新車で手に入れることが難しくなったマツダのロータリーエンジン搭載車。今回展示されたサバンナGTは、約半世紀前のクルマとは思えないほど見事な内外装の美しさを誇り、まさに1080万円のプライスタグにふさわしい圧倒的なオーラを放っていた。

過熱が続く国産旧車ブームだが、その潮流は単なる「年式の古さ」や「珍しさ」だけでなく、「手厚いレストアが施された極上個体」や「歴史的価値を持つ名車」に対し、正当な評価が支払われるフェーズへと移行しつつある。ロータリーエンジン搭載車をはじめとする名車の再評価は、旧車市場がより成熟した段階に入った証左といえるだろう。今後はどのモデルが「隠れた名車」として浮上してくるのか、ビンテージカー市場の動向から目が離せない。

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