日本経済は長期的な低迷から脱却できず、少子高齢化による労働力不足や財政赤字の拡大が深刻な課題となっている。政府は2024年度の経済見通しで実質GDP成長率1.3%を想定するが、民間エコノミストの間では慎重な見方が広がる。
成長を阻む構造問題
人口減少により国内市場の縮小が避けられず、企業の投資意欲も鈍い。また、物価上昇が実質賃金の伸びを下回り、消費回復の足かせとなっている。政府は賃上げ促進税制や子育て支援策を打ち出すが、効果には時間がかかる。
政府の成長戦略
デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーン成長戦略を柱に、官民連携で新産業の創出を目指す。特に半導体や蓄電池の国内生産拠点整備に重点投資する方針だ。だが、財源確保が課題で、国債発行依存からの脱却が急務となっている。



