中国の富裕層であるAさん夫婦は、10年にわたる追跡調査の対象で、コロナ禍を除き年3~4回訪日している。以前は「憧れ」として日本を消費していたが、最近は「中国で稼いで日本で使うのがコスパ最高」という実利的な認識に変化している。
2週間の旅で1300万円超の支出
今回の2週間の旅行は、北海道での体験消費(コト消費)と東京での物消費(モノ消費)に明確に分けられた。家族3人分のスキー用品フルセットを日本で調達しただけで200万円を超え、「中国より全然安いし安心」と満足している。各スキー場では英語・中国語対応のコーチを手配。子どもには専属コーチ、夫婦で1人のコーチをつけて楽しんだ。
雪質と安全性に高い評価
「アメリカにいた時よくカナダにスキーに行っていたが、やはり北海道の雪がいい。転んでも柔らかいから子供をやらせるのも安心」と語る。これまでは遊園地巡りが中心だったが、スキーやスケートボードなど新しいアクティビティにも関心を示している。
東京での高級消費
北海道から「買い物天国」東京に戻ると、妻は友人の紹介で美容整形外科を訪れ、120万円の「メスを入れないメンテナンス」を受けた。家族3人で紹介制の高級美容院でヘアカットも行い、「人民元で換算すれば上海の日本人美容室に行くより全然安い」「老舗のサービスとスキルはやはり安心」と評価した。



