長期金利30年ぶり3%台、日銀利上げのジレンマ…抑え込みは一筋縄でいかず
長期金利30年ぶり3%台、日銀利上げのジレンマ

長期金利の上昇が続いている。日銀は利上げで物価高を抑えれば長期金利にかかる上昇圧力を和らげられるとの考えだ。ただ、中央銀行による利上げやその観測自体が長期金利を押し上げてしまうジレンマもあり、長期金利の抑え込みは一筋縄ではいかない。

30年ぶりの高水準、3%台を複数回記録

長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは今月に入り、1996年9月以来30年ぶりの高水準である3%を複数回つけている。15日の東京債券市場でも一時3.030%をつけた。

日米欧共通の現象、背景に物価高懸念

長期金利の上昇は日米欧共通の現象だ。中東情勢の混迷による原油高、物価高懸念が各地で根強く、インフレ(物価上昇)に弱い国債が売られる構造がベースにある。

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日本の場合、昨年10月の高水準からの流れが続いている。

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