FRB議事要旨、9月利上げ後も年内追加引き上げ「適切」との見方多数
FRB議事要旨、年内追加利上げ「適切」との見方多数

米連邦準備制度理事会(FRB)は7日、9月15~16日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。この会合でFRBは3年2か月ぶりの利上げを決定しており、参加者の大多数が「年内のさらなる引き上げが適切である可能性が高い」とみていたことが明らかになった。

参加者全員が利上げを支持、インフレ高止まりを懸念

9月の会合では、参加者全員が政策金利の誘導目標の引き上げを支持した。米消費者物価指数のインフレ率は8月まで半年にわたり3%を超えており、FRBが目標とする2%を大きく上回る状況が続いている。

参加者はおおむね「依然としてインフレは高水準」との認識を示し、利上げについて「インフレ率高止まりの長期化を防ぐ『保険』になる」と評価した。

年内追加利上げの見通し、柔軟な対応を共有

参加者の大半が年末までに追加の利上げが行われるとの見通しを示し、そのうえで新たなデータやリスク分析を踏まえ、柔軟に対応する考えが共有された。

議事要旨では、日米の通貨当局が7月に実施した円買いの協調介入について、FRB担当者が会合で説明していたことも明らかになった。「米財務省の資金で為替市場に介入した」とし、「直接的にドル安につながった」と指摘した。