アットホームは6月24日、アットホームラボに委託した「中古マンションの価格動向」に関する調査結果を発表した。調査は、同社が消費者向けに登録・公開された中古マンションを対象に集計。対象地域は東京都(23区・都下)、神奈川県(横浜市・川崎市・その他)、埼玉県(さいたま市・その他)、千葉県(西部)の首都圏8エリアに限定されている。
首都圏全体の価格動向
首都圏8エリアの1戸あたり平均価格は、前月比および前年同月比ともに上昇した。前月比では8エリア中7エリアが上昇し、うち4エリアで1%を超える上昇率を記録。前年同月比では13カ月連続で全エリアが上昇している。
2017年1月以降の最高額を更新したのは、前月と同じく東京都(23区・都下)、神奈川県(横浜市・川崎市・その他)、埼玉県(さいたま市・その他)、千葉県西部の7エリアに上った。
東京23区の上昇ペースに変化
東京23区では価格上昇が続いているものの、2024年8月以降続いていた前月比1%以上の伸びは途切れた。これは、長期的な上昇トレンドに一服感が出ている可能性を示唆している。
一方、都下や神奈川、埼玉、千葉の各エリアでは依然として強い上昇基調が続いており、エリアごとの価格動向に差が生じ始めている。
今後の見通し
首都圏の中古マンション価格は依然として高値圏にあり、多くのエリアで過去最高額を更新した。しかし、東京23区で価格上昇のペースがやや落ち着き始めるなど、市場には変化の兆しも見えている。今後は「首都圏全体が一律に値上がりする時代」から、エリアごとの違いがより鮮明になっていく可能性が高いとみられる。



