ビール類酒税統一で発泡酒・新ジャンル飲用者の半数が購入ジャンル変更検討、エクスクリエ調査
酒税統一で発泡酒・新ジャンル飲用者の半数が変更検討

エクスクリエは7月15日、「ビール類の飲用・購買実態と酒税改正の影響に関する調査(2026年)」の結果を発表した。2026年10月に予定される酒税改正では、ビール、発泡酒、新ジャンルの税率が統一される。これにより、消費者の購買行動に変化が生じる可能性がある。調査は2026年6月22日~26日、全国20歳~69歳の男女966人(ビール類を自分で購入し週1回以上飲用)を対象にインターネットで実施。スクリーニング調査では全国の20~69歳男女6,000人からデータを収集した。

ビール類飲用率32.1%、若年女性の約6割は飲酒習慣なし

スクリーニング調査で普段飲むアルコール飲料を尋ねたところ、ビール類が32.1%で最も高かった。一方、「お酒やノンアルコール飲料は飲まない」と回答した割合は全体の50.1%に上った。特に女性30代では63.2%、女性20代では58.3%が飲酒習慣がなく、若年女性の約6割は飲酒習慣が定着していない実態が浮き彫りとなった。

最もよく飲むジャンルはビールが約7割、新ジャンルは中高年女性に人気

ビール類購入者966人に最もよく飲むジャンルを尋ねると、ビールが68.6%で最多。次いで新ジャンル18.4%、発泡酒12.9%だった。ビールを最もよく飲む割合は男性30代が82.0%で最高、女性30代(79.5%)、女性20代(78.6%)と続き、20~30代のビール志向が強い。新ジャンルでは女性50代が27.0%で最も高く、女性40代・60代が25.0%で続き、中高年女性の割合が高かった。

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ビール飲用者の76%は自発的選択、新ジャンルは4人に1人が妥協

購入時の気持ちをジャンル別に見ると、ビール飲用者の76.0%が「このジャンルが好きで積極的に選んでいる」と回答。発泡酒飲用者は「特に理由はないが、いつも同じジャンルを買っている」が44.0%で最多。新ジャンル飲用者は「本当は別のジャンルが良いが価格や他の理由で選んでいる」が26.4%で、約4人に1人が妥協的な選択をしている実態が明らかになった。

酒税改正認知率80.1%も詳細認知は3割、若年層ほど高い

酒税改正の認知率は80.1%と大多数が知っているものの、「内容まで知っていた」は30.7%にとどまった。男女20~30代では約4割が詳細まで認知している一方、女性50代は18.0%、女性60代は21.0%と情報浸透率が低い。

発泡酒・新ジャンル飲用者の約半数がジャンル変更を検討

酒税改正後の購入意向について、ビール飲用者の74.8%が「現在のジャンルを買い続ける」と回答。一方、発泡酒飲用者では51.2%、新ジャンル飲用者では51.1%と、継続意向は約半数にとどまった。「別ジャンルを購入するようになると思う」と回答したのは発泡酒飲用者32.8%、新ジャンル飲用者30.9%で、ビール飲用者の17.3%を大きく上回った。税率統一により、発泡酒や新ジャンルからビールへのシフトが進む可能性が示唆される。

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