カウシェは2026年8月25日、「値上げに関する調査」の結果を発表した。2026年9月は飲食料品4,531品目の値上げが予定されており、単月としては2026年の年間で最多となる見込み。単月で4,000品目を超える値上げは2023年10月以来となる。
「50円未満」の値上げでも4割超が商品を変更
いつも買っている食品が1品あたりいくら値上がりしたら「買うのをやめる・別の商品に変える」かを尋ねたところ、「50円~99円」(32.3%)が最も多く、次いで「30円~49円」(26.9%)となった。「50円未満」で商品を変えると答えた人は42.7%、「100円未満」では75.0%にのぼった。一方、「金額にかかわらず買い続ける」は6.6%にとどまった。
家計の負担を感じる人は98.6%
値上げによる家計への負担を感じているかを尋ねたところ、「とても感じている」(82.6%)、「多少感じている」(16.0%)を合わせ、98.6%が負担を実感していると回答した。「あまり感じていない」「全く感じていない」は合わせて1.4%にとどまった。
生活のなかで値上げによって変えたことでは、「まとめ買い・特売を意識するようになった」(61.4%)が最多。次いで「賞味期限間近品などを買うようになった」(41.5%)、「規格外野菜・訳あり品を買うようになった」(41.4%)、「外食を減らした」(36.1%)と続いた。「特に変えていない」は10.8%にとどまった。
冷凍食品の値上げ、困るのは「アイス・冷菓」
2026年9月は冷凍食品の値上げが集中する。値上げされたら困る冷凍食品は「アイス・冷菓」(55.4%)が1位、2位は「冷凍うどん・そば・パスタ」(49.8%)、3位は「冷凍餃子」(37.3%)。「お弁当用の冷凍食品」も29.7%が挙げた。
値上げ対策として頼りにしてきた食品は「特売品・見切り品」(62.1%)が最多で、「もやし・豆腐などの低価格食材」(47.7%)、「プライベートブランド(PB)商品」(47.1%)、「規格外野菜・訳あり品」(43.4%)と続いた。「冷凍食品」は26.4%で6位だった。1年前と比べた冷凍食品の購入量は「変わらない」(50.1%)が最多で、「増えた」は27.7%だった。
今年特に値上がりを感じた食品は「卵・乳製品」(67.0%)が最多で、「お菓子・飲料」(66.6%)、「野菜」(66.3%)、「肉類」(64.4%)と続いた。「冷凍食品」は45.4%で10位だった。
値上げが続いてもお金をかけ続けるもの
値上げが続いてもお金をかけ続けているものは「お米などの主食」(53.7%)が1位、2位は「家族の好きな食べ物」(46.1%)、3位は「コーヒー・お茶などの嗜好品」(41.4%)。「特にない」は5.3%だった。
自由回答では「スーパーに行ったら、まず見切り品をチェックするようにしている」「冷凍食品は高いし少ないので、手作りして冷凍するようになった」などの工夫が寄せられた。一方で「価格高騰で、今まで買えていた物が、躊躇して買えなくなったことが、とても困っている」といった声もあった。
調査は2026年8月21日~8月22日、カウシェ利用者1,869名を対象にインターネットで実施された。



