日本企業の賃上げが進んでいるが、物価上昇に追いつかず、実質賃金は低下傾向にある。2025年の賃上げ率は5%を超え、過去最高水準となったものの、消費者物価指数の上昇率がそれを上回ったため、実質賃金は前年比で0.5%減少した。
賃上げと物価のギャップ
大手企業を中心にベアや定期昇給を含めた賃上げが実施されたが、食料品やエネルギー価格の高騰が家計を圧迫している。この結果、消費者の購買力は低下し、個人消費の回復にブレーキがかかっている。
経済への影響
実質賃金の低下は消費意欲を削ぎ、内需主導の経済成長を阻害する要因となっている。政府は賃上げと物価安定の両立を目指しているが、現状では家計の負担感は強い。



