世界の平均海面水温、8月に過去最高21.1度 エルニーニョ影響で異例更新
世界の海面水温、8月に過去最高21.1度 エルニーニョ影響

欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は24日、世界の平均海面水温が22日に過去最高となる21.1度を記録したと発表した。海面水温は例年、海洋面積が北半球より広い南半球の夏が過ぎた3~4月に最も高くなるが、8月に更新される異例の事態となった。

記録更新の背景

記録が残る1979年以降、これまでは2024年3月に記録した21.09度が最高だった。地球温暖化に加え、南米ペルー沖で海面水温が高い状態が続く「エルニーニョ現象」が影響しているという。エルニーニョは今後、さらに勢いが強まる見通し。

日本周辺でも顕著に

平年より海面水温が高い海域はペルー沖や地中海のほか、日本海やオホーツク海、北海道東方の北太平洋など日本周辺でも目立っている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

生態系や気象への影響

海水温が高くなると、大気中に熱や湿気が多く放出されるため、豪雨や台風などの嵐がより勢力を増す可能性が指摘されている。またサンゴ礁や海藻など海の生態系に打撃を与え、漁業にも影響が及ぶ恐れがある。(共同)

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ