観測史上最も暑い夜を記録
フランスで22日夜から23日朝にかけて、観測史上最も暑い夜を記録した。同国では先週から命に関わる猛暑が続いており、休校や電車の運休が相次ぐなど市民生活に影響が出ている。
仏気象局によると、1947年の観測開始以降で最高の夜間気温となった。23日午前の暫定データでは、国内30の観測地点の平均値である夜間の全国気温指標が21.6度に達し、2019年7月25日の過去最高記録である21.4度を塗り替えた。
水難事故で40人死亡、危機管理会合を招集
深刻な熱波が続く中、セバスチャン・ルコルニュ首相は23日、閣僚らを集めて危機管理会合を招集。会合で首相は、「18日以降に40人が水の事故で死亡しており、その大半が若者だ。彼らはわれわれが直面している危機の最初の犠牲者だ」と述べ、危機感をあらわにした。
猛暑による影響と対策
フランスでは先週から猛暑が続き、気温が40度を超える地域も出ている。学校の休校や鉄道の運休が相次ぎ、市民生活に大きな影響を与えている。政府は熱波対策として、冷却シェルターの設置や高齢者への見守り強化などを進めているが、水難事故の多発が新たな課題となっている。
気象当局は、今後も高温が続く見通しであり、国民に対してこまめな水分補給や外出を控えるよう呼びかけている。また、水難事故防止のため、水辺での行動には細心の注意を払うよう警告している。



