川崎市が東京電力福島第1原発事故に伴って放射性物質に汚染された汚泥などを除染した廃棄物を、福島県内にある民間の最終処分場で処理していたことが17日、川崎市への取材で分かった。
処理の経緯と市の対応
中間貯蔵・環境安全事業株式会社法は、福島県内で出た除染廃棄物や除染土の同県外での最終処分を定めている。他自治体から持ち込むのは、福島の負担を軽減しようという同法の趣旨に逆行すると受け取られる行為で、市環境局は「適正に対応したが、福島の復興がまだまだという状況の中、じくじたる思いはある」としている。
保管から最終処分まで
同局地域環境共創課によると、川崎市では平成23年8月から25年11月にかけ、学校や公園などの市有施設で、局地的に放射線量が高くなった49カ所の汚泥や落ち葉などを除去し、約15トンを浮島埋立事業所そばの浮島1期埋め立て地内(川崎市川崎区)に保管していた。



