気候変動対策に積極的な企業でつくる「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」(JCLP)などが「2050年の天気予報」を12年ぶりに改定した。近年の温暖化の加速を踏まえた内容で、現在のペースで温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)を出し続けた場合に起こりうる2050年8月8日の天気を紹介している。
43度の酷暑と外出自粛令
暑さでは、群馬県伊勢崎市で最高気温43度が見込まれ、酷暑により「外出自粛令」が発令されたとした。保育園や幼稚園は休園で、屋外での運動は厳禁。農地や屋外での建設現場での作業はできない。都内では熱中症の搬送が増えて、救急車到着までに1時間以上かかるため、「命を守る行動を」と呼びかけた。
食料生産への影響
食料生産にも影響が出るとし、温暖化による食料不足でカツ丼も気軽に食べられないという。
「2050年の天気予報」は世界気象機関(WMO)が2014年に各国メディアと作成・公表したのが最初。日本ではNHKが制作した。その中では2050年に「東京都心で真夏日が連続50日以上」と伝えていたが、2023年には連続64日に。フランスでも今年6月下旬、40度を超える熱波が襲い、すでに「2050年の天気予報」で描いた危機が現実のものになっている。



