欧州連合(EU)の気象機関「コペルニクス気候変動サービス」は24日、今月22日の世界の海面平均水温が21・1度で、観測史上最高を記録したと発表した。地球温暖化に加え、南米ペルー沖などの海面水温が高くなる「エルニーニョ現象」の発生が要因とみている。
過去最高を更新
同機関が北極圏や南極圏などを除く北緯60度から南緯60度の海面水温を分析したところ、22日の水温は、これまで最高だった2024年3月の21・09度を上回った。
異常気象や漁業被害の恐れ
同機関は、海水温の上昇で「異常気象の頻発や漁業被害が起きる恐れがある」として、各国に対策強化を呼びかけている。
世界気象機関(WMO)は現在発生しているエルニーニョ現象が10月までにさらに強まるとの見通しを明らかにしている。エルニーニョ現象は23~24年にも発生し、24年に世界の平均気温が観測史上最高となった。



