『ヴィジョンクエスト』特別映像公開、ポール・ベタニーが軌跡を語る
『ヴィジョンクエスト』特別映像公開、ベタニーが軌跡語る

ウォルト・ディズニー・ジャパンは、ディズニープラスにてマーベルのオリジナルドラマシリーズ『ヴィジョンクエスト』の独占配信を開始した。これに伴い、ヴィジョン役を務めるポール・ベタニーが、長年演じてきたキャラクターの軌跡を自身の言葉で振り返る特別映像が公開されている。

J.A.R.V.I.S.からヴィジョンへ

ヴィジョンは、トニー・スターク=アイアンマンの天才的頭脳によって生み出されたAIを基に誕生した人造人間だ。強大な力を持ちながらも、人間と同じように感情を抱き、人間よりも「人間らしい」存在として描かれてきた。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)で登場して以来、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)、『ワンダヴィジョン』(2021年)など、数々の作品で物語を紡いできた。

ポール・ベタニーがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参加するきっかけとなったのは、アイアンマンをサポートしていたAI・J.A.R.V.I.S.の声だった。映像の中でポールは当時を振り返り、「監督から電話が来た。"トニー・スターク"のスーツの声役を探してる"、"人間味がない声"で私が思い浮かんだと」とオファーのエピソードを明かしている。ポールはすぐに出演を快諾し、まずは「声だけ」でMCUに登場。その後『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でJ.A.R.V.I.S.のプログラムをもとにヴィジョンが誕生し、アベンジャーズの一員として数々の戦いに挑むことになった。

数々の作品で描かれたヴィジョンの歩み

破壊力抜群のエネルギー・ビームを放ち、空中を自在に飛び回る超人的な能力を駆使して活躍する一方、ヴィジョンは人間と共に歩むことで、AIでありながら「人間らしさ」を学んでいく。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、アベンジャーズ同士が対立する中で意図せず味方のヒーローに大きな損傷を与えてしまい、自らの力の大きさと責任に向き合うことに。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、同じように自身の力の強大さに悩むワンダと、世間から隠れるように愛を深めるも、世界を揺るがす戦いに巻き込まれ、その中で命を落としてしまう。

そして「死」を迎えたはずのヴィジョンの物語は『ワンダヴィジョン』へと続いていく。ポールは「『ワンダヴィジョン』は僕のキャリアのハイライトだ。念願の主演作にかつてなく高揚した」と、これまでの歩みを感慨深く振り返っている。

新たな物語『ヴィジョンクエスト』

今回、ついにヴィジョンを主人公とした新たな物語『ヴィジョンクエスト』が幕を開けた。『ワンダヴィジョン』で記憶を持たない「身体」として再起動し、かつての記憶にアクセスすることに成功したヴィジョン。しかし、記憶が戻ったからといって、身体にとっては「馴染みのない記憶」であり、自身の過去をたどることで、ヴィジョンは自らの存在そのものを探っていく。そんなヴィジョンの前に現れるのは、かつて自ら破壊したはずの宿敵ウルトロンや、ヴィジョンのことを「父」と語る謎の少年。自分自身の存在すら確かなものではない中で、ヴィジョンはますます予測不能な状況へと巻き込まれていく。

本作について、ポールは「ヴィジョンは変化し続けている。ヴィジョンの新たな一面が描かれる。」とコメントしている。トニー・スタークのスーツの中で語りかけていたJ.A.R.V.I.S.から、アベンジャーズの一員として戦ったヴィジョン、そして『ワンダヴィジョン』を経て、今度は自らの存在意義を探す旅へ。ポール・ベタニーが長年演じ続けてきたヴィジョンの物語が、新たなステージへと進む『ヴィジョンクエスト』。長い旅路の果てに、彼がたどり着く答えとは一体何なのか、注目が集まる。