松重豊、物価高に言及「五郎の想像を超えるくらい高くなった」 新ドラマ会見で
松重豊、物価高に言及「五郎の想像を超えるくらい高くなった」

俳優の松重豊(63)が3日、都内で開かれたドラマ『おいしいのつくりかた』配信記念会見に出席。物価高に言及した。

新ドラマ『おいしいのつくりかた』が配信開始

松重が企画プロデュース・脚本・監督を手掛けたドラマ『おいしいのつくりかた』は、3日午前0時からPrime Videoで独占配信を始めた。本作は北村有起哉が主演を務める完全オリジナル脚本。あるトラブルから心を閉ざしてしまった腕利きシェフ水橋英二(北村有起哉)と洋食の料理人だった最愛の祖父の味と店を守りたい孫娘の大沢加奈(のん)と加奈の祖母の大沢智子(加賀まりこ)を中心に、人生の岐路に立つ登場人物たちが食を通じて一歩を踏み出す姿が描かれる。観れば必ずお腹がすく。そして、不思議と心は満たされるヒューマンドラマとなっている。

松重豊が語る制作の背景とポークソテーへのこだわり

松重は本作誕生の起点に『孤独のグルメ』での経験を挙げて「コロナもあったりして飲食店を続けるのは本当に大変だと実感したし、『孤独のグルメ』は飲食店に支えられてきた15年ですから、飲食店に対してのリスペクトとオマージュを捧げる作品を作りたかった」と明かした。「初めて『劇映画 孤独のグルメ』で監督をさせてもらった時に、裏側から物語を見つめる面白さを体験させて頂きました。その時は残念ながら主演の松重豊という俳優と上手くコミュニケーションが取れなかったものの、監督をしてみて楽しかったので、監督業に特化した作品を作り上げたいと思った」とユーモアを交えながら監督挑戦の意気込みを説明していた。

ドラマのキーとなる料理にポークソテーをチョイスした理由を問われると「世の中の物価が『孤独のグルメ』の主人公・井之頭五郎の想像を超えるくらい高くなったこと。そんな時代にあってもポークソテーは財布が痛まない値段で食べられる。そして僕がこの歳にして豚の脂が大好きであること。育て方によっても豚は変わってくる。ポークソテーと言っても、実は深いんです」などと解説。ポークソテーを撮影する際のこだわりについては「本当に美味しいものを美味しく撮る。ポークソテーを美味しく撮るためのカメラとレンズのテストを何度も重ねました。アジアの方々に『このポークソテーを食べに日本に行きたい!』と思っていただけるように」と舞台裏を紹介していた。