9月27日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』の大ヒット御礼舞台挨拶が実施された。登壇したのは、千賀光莉(キュアアンサー/明智あんな役)、本渡楓(キュアミスティック/小林みくる役)、長谷川育美(キュアエクレール/帆羽くれあ役)、東山奈央(キュアアルカナ/森亜るるか役)に加え、映画オリジナルキャラクターを演じた鬼頭明里(かりん役)、島﨑信長(アラン役)、内山昂輝(レイン役)、そしてコットン・西村真二、きょん(ダメダメ役)ら。
公開9日間で累計動員68万人超え
『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』は、公開から9日間となる9月26日までに累計動員684,358人、興行収入848,409,470円を記録。さらにFilmarks初日満足度ランキング第1位を獲得するなど、大ヒットを記録している。
千賀は「SNSでも共感した、感動した、という声や、何回も劇場に足を運んだよという声を見かけて、すごく嬉しいです」と喜びを語った。自身の姪も劇場で鑑賞したことを明かし、「ポチタンが頑張っているシーンで『ポチタンすごい!』って叫んでいたと兄から聞いて。身近なお子さんがそうやって喜んでくれているのが本当に嬉しいです」と笑顔を見せた。
本渡は、自身の母親が何度も劇場へ足を運んでいると前置きし、「毎回報告してくれるんです。自分の親が楽しんでくれると、親孝行にもなるのかなって」とにっこり。長谷川は、公開初日に自身の地元の映画館を訪れた際、開館前から長蛇の列ができていたことを振り返り、「朝早くからたくさんの方が並んでくださっているのを自分の目で見られたのも嬉しかった」と感激。SNSで「映画デビューしました」という声も目にしたといい、「初めての映画館を『名探偵プリキュア!』で飾ってくれるなんて、すごく嬉しい」と声を弾ませた。
キャラクターのイチオシポイント
映画オリジナルキャラクターについて、かりん役の鬼頭は「かりんちゃんはやっぱり頑張り屋さんなところが一番いいところ」とし、「お団子がハートの形をしていて、そこもすごく可愛らしいんです。見た目の可愛さも隅々まで見ていただけたら」とビジュアルへの注目を呼びかけた。
アラン役の島﨑は「初めて観た時は、何を考えているんだろう、ちょっと怪しいなと思った方もいたと思うんです。でも全部を知ってからもう一度観ると、アランはかりんへの想いで動いているんだと納得できると思います」と明かし、「絵の動きや表情も一つ一つアランの気持ちで流れが作られているので、アランの気持ちを知った上でもう一度観ていただけたらより楽しめると思います」と呼びかけた。
レイン役の内山は、事前にスタッフからさまざまなネタバレNGを伝えられていることもあり「レインはいろいろ秘密のあるキャラクターなんですが、何も言えないんですよね(笑)」と苦笑い。それでも「どういうキャラクターなのか分かった上で最初から観ると全然違って見えると思います。2回目、3回目の鑑賞で見方が本当に変わってくる作品だと思うので、末永く楽しんでいただけたら」と、2回目以降ならではの楽しみ方をすすめた。
コットンが10役以上を熱演
劇中でダメダメをはじめ、テレビの司会者やコメンテーターなど、2人で10役以上を演じたコットン。西村は「本当に機会がないので緊張して現場に入りました」と振り返り、ダメダメは裏声を使うため楽しみながら演じられた一方、司会者やコメンテーターでは普段とは異なる難しさがあったと告白。きょんも「僕らが働いている環境と全く違う」とアフレコの難しさを振り返りながら、「本当にすごく楽しい職業だったので、もし次回声がかかったらキュアアンサーをやりたい!」とまさかの立候補!するとキュアアンサーから“ダメダメ”のポーズを向けられ、会場は笑いに包まれた。西村は「ダメダメって200回くらい言ってるんじゃないですかね。途中で何がダメで何がいいのか、よく分からなくなりました(笑)」と明かし、笑いを誘った。
ポチタンミラクルライトで応援リレー
ここで西村から劇中でそれぞれの想いを繋いでいくシーンにちなみ、登壇者全員で「ポチタンミラクルライトで想いを繋ぐ応援リレー」をやりたいと提案がされた。西村が進行役となり、次の人へエールを送り、ポチタンミラクルライトとともに応援の気持ちを繋いでいくことに。
まずはきょんから内山へ。「内山さんは同じ埼玉出身と聞きまして、埼玉は魅力度ランキング最下位のようなので、同じ埼玉県民として一緒に盛り上げていきましょう!」と独特なエールを送ると、内山も「最下位って知らなかった(笑)一緒に盛り上げていきましょう」と応じた。続く内山は島﨑へ、誰に対しても公平に優しく接する姿を称え、「これからもそのままのあなたでいてください」とエール。島﨑も「うっちーこそ公平というか、フェアなところに憧れている」と返し、さらに鬼頭へ「これからも一緒に現場や作品を愛して、楽しみながら作品作りができたら嬉しいです」と温かな言葉を贈った。鬼頭も「のびのびお芝居を楽しめているのは、先輩方や共演者の皆さんがいるから。これからもよろしくお願いします」と笑顔を見せた。
鬼頭からは東山へ、「自分も大変なのに人のことを気遣える優しいところが、出会った時からずっと大好きです。自分のことも労ってね」とエール。東山は「しみしみです」と胸を打たれた様子で、「一瞬で座組の空気に馴染んでくれて。それは本当に鬼頭ちゃんの人徳あってこそ。鬼頭ちゃんでよかったと感じています」と応えた。
続いて東山が選んだのは、バディの長谷川。「キュアエクレールだということを長い間隠さなくちゃいけなくて、現場でもポーカーフェイスで過ごしていて、本当に偉いなと思っていました。いつも元気な長谷ちゃんは、私たちには甘えてね。大好きよ」と優しく語りかけると、長谷川の目には涙が。「奈央さんがいるから頑張れているところがすごくあるので、沁みちゃいました」と声を詰まらせ、その姿に千賀も思わず涙を流した。長谷川から本渡へは、仕事への姿勢や表現力へのリスペクトを込めて「自分をしっかり持っているところ、本当にかっこいい。尊敬してるよ!」とエール。褒めちぎられた本渡が「これ、あと3時間くらい延長しません?」と返し、会場を笑わせる一幕も。そして本渡から千賀へ。「光莉ちゃんはいつも真っ直ぐで、本当にいい子」と切り出し、「悩んだ時にいろんな人が支えてくれるのは、光莉ちゃんが本当にいい子だから。みんなが喜んで力を貸したいと思うんです」と愛情たっぷりに語ると、「これからもっともっとすごいスーパースターになれる人だと思うので、他の作品でも共演できる時を私も楽しみにしています。頑張れ!」と力強く背中を押した。
そして最後にバトンを受け取った千賀が応援する相手は、会場に集まった観客全員。「きっと落ち込んだり、ダメダメだなって思ってしまう日もあるんじゃないかなと思います。そんな時は、朝起きてカーテンを開けて朝日を浴びるとか、ちょっと早く寝るとか。そういう小さなことで少しだけ心が軽くなったら、それも大切な一歩かなと思っています」とメッセージ。最後はポチタンミラクルライトを振りながら「みんな、がんばれ~!」と元気いっぱいにエールを送り、会場は大きな拍手に包まれた。
千賀「この輪がもっと広がっていったら嬉しい」
イベントの最後には、キャストを代表して千賀が挨拶。「昨今SNSが普及している影響で、どうしても他の人のキラキラした場面を目にする機会が多くて、自分はダメダメだけど、他の人はキラキラしているなと思ってしまうことも、きっとあるんじゃないかなと思います。映画の中でかりんちゃんがあんなちゃんに対してそうだったように、自分と比べてキラキラして見える人にも、実は自分と同じように悩んだり、落ち込む瞬間がある。この映画を観てくださった方が、遠くに感じていた人にも優しい気持ちで接したり、見ることができるようになったらもっと素敵になるんじゃないかなと思っています。いろんなメッセージが込められている作品ですが、そういった面でも誰かに優しくなれるような映画になっているんじゃないかなと思います。ぜひこの輪がもっと広がっていったら嬉しいです」と本作の物語に重ねた思いを込め、大ヒット御礼舞台挨拶を締めくくった。
そしてキャスト陣の退場後には、キュアアンサー、キュアミスティック、キュアエクレール、キュアアルカナによるお客さん向けのスペシャルフォトタイムを実施。思い思いにカメラを向ける客席にプリキュアがポーズを決め、大ヒット御礼舞台挨拶は幕を閉じた。