日本テレビ系ドラマ『俺たちの箱根駅伝』(毎週土曜21時~)のTVerオリジナルドラマ『俺たちの学連合宿』(全5話)が、17日の第2話放送終了後から配信をスタートした。出演する菅生新樹、小林虎之介、奥智哉、庄司浩平、林裕太、池田匡志が、過酷な役作りと撮影現場で築いた絆を語った。
菅生新樹、過酷な役作りで14kg減量
池井戸潤氏の小説を原作に、箱根駅伝を走る学生たちと、その中継を担うテレビ局の両面から描く本編に対し、TVerオリジナルでは学生連合チームの合宿所を舞台に、男子大学生たちの等身大の日常を描く。
本物の駅伝ランナーに近づくため、長期間にわたってトレーニングを積んできた6人。撮影では、その成果だけでなく、厳しい寒さとも戦わなければならなかったという。小林は「気候がどんどん寒くなっていく中で、衣装がタンクトップに短パンだったので、『今日も頑張らないと!』と気合いを入れて臨む感じでした」と回顧。菅生も「メインの撮影はいちばん寒い時期だったので、みんな震えてたよね」と振り返り、庄司は「『ベンチコートを脱いで』と言われたときのみんなの顔が……(笑)」と明かした。
さらに、体作りにもそれぞれの苦労があった。奥は、大好物の菓子パン「クイニーアマン」を我慢。林はランナー体型に近づくため、筋トレよりも走り込みを重視したという。池田はサッカー経験者だったため、陸上競技特有の走り方への矯正からスタート。「足が速い役なので、説得力を持たせるためにスピードは常に意識していました」と語り、体幹トレーニングにも力を入れた。
そして、最も大きく体重を変化させたのが菅生だった。「僕は最初、いちばん体が大きかったんです。練習会でも僕だけ1周遅れ、2周遅れだったりして。最終的には、体重を14kg落としてみんなについて行けるようになりましたけど、やっぱりしんどかったです」と明かした。それでも、仲間の存在が支えになったといい、「みんながいてくれたからこそ、頑張るしかないし、当たり前に『やらなきゃ』と思えたところはあります」と感謝した。
池田匡志は「本当に箱根を走れるポテンシャルがある」
そんな中、池田の走力について、小林から驚きのエピソードが飛び出した。「この前、監修の大後さんが『みんな頑張ったけど、池田匡志は本当に箱根を走れるポテンシャルがある』って言ってたよ」と紹介。小林自身、池田と一緒に走るシーンでは「本当に速すぎてキツかったです(笑)」と苦戦したという。
池田のストイックさには、ほかの共演者たちも驚いていた。林は「本当にずっと走ってるし、練習ごとに記録を更新してたもんね」と証言。小林も「撮影現場でもたくさん走るのに、家に帰ってからまた5kmをえげつないスピードで走っていましたから」と明かした。整体に通うなど体のケアも徹底していたという池田。その理由を問われると、「昔からなんだけど、テスト勉強とかもやらないと気持ち悪いの」と、何事にも全力で取り組む性格を語った。
一方、庄司はバスケットボール経験者だったことから、長距離走に適したフォームへの矯正に苦労。「箱根は1区から10区まであって、コースごとに要求されるスキルもさまざま」と説明し、それぞれの選手がどの区間を走るのかにも注目してほしいと呼びかけた。
雪駄に肌着、リュックひとつ…奥智哉の意外な素顔
長期間の撮影をともにしたことで、共演者の意外な一面も明らかになった。池田は、キャプテン役を演じる小林について「みんなに声をかけたり、本当に“キャプテン”という感じ」と評価。その一方で、「ずっと一緒にいると変なことを言い始めるんですよ。めっちゃボケたり、ふざけたり……」と暴露した。
『下剋上球児』でも小林と共演した菅生は、当時とのキャラクターの違いに驚いたといい、小林自身も「今回はキャプテンで年齢もいちばん上だから、ちゃんと大人でいようと」と意識していたことを明かした。また、林について奥が「実は芝居に対するストイックさがありますよね」と褒める場面も。
そして、菅生が「いちばん変わっている」と挙げたのが奥だった。「どれだけ寒くても雪駄だし、みんなで走るときにも一人だけ肌着で走り出したりして」と小林が明かすと、奥は「あれは忘れただけだから」と弁明。しかし、遠征時にもほかのメンバーがキャリーバッグを持参する中、奥だけはリュックひとつだったという。そんな奥について、林は「おっくんもめっちゃ足が速いです」と証言。庄司も「マネージャー役なのに、むちゃくちゃ練習量が多いもんね」と感心していた。
本編とは違う“わちゃわちゃ” 「素の我々だろう」という場面も
17日から配信されるTVerオリジナル『俺たちの学連合宿』では、そんな6人の自然な関係性が見どころになる。林は「本編はどうしてもシリアスな場面が多いけど、TVerオリジナルでは男子学生が集まってわちゃわちゃしている。年齢相応の楽しい風景が見られると思います」と紹介。庄司も「話によっては、『これは素の我々だろう』みたいな瞬間もあると思います」と語り、菅生は「役と本人がほぼ一緒なんじゃないか」と感じるほど自然な芝居になっていると振り返った。
林は、オリジナルドラマの撮影を通じてそれぞれのキャラクターを理解でき、本編でもリアリティーを持って演じられるようになったと説明。これを受け、小林も同じ趣旨のコメントをするよう求められ、「いやもう、今のをそっくりそのまま僕のコメントとして書いてください(笑)」と冗談を飛ばす。それでも改めて自分の言葉で語るよう促されると、「本編はシリアスな部分が多いんですけど、TVerオリジナルでは男子大学生らしいわちゃわちゃが見られます。役も本人も、ほぼ一緒の感覚というか。そのおかげで今、撮影もすごくやりやすいです」とコメント。池田から「言葉まで一緒!」とツッコまれながら、最後は「本編もTVerオリジナルも、ぜひお楽しみください!」とアピールした。
『俺たちの学連合宿』は、17日放送の『俺たちの箱根駅伝』第2話終了後からTVerで独占配信。以降、本編の各話放送終了後に1話ずつ配信される。