日高線と幸福駅、なぜ好調?「ちょい飲み」と「ロードサイド」、似た者同士でも道は別:数字で見る「外食の現在地」
日高線と幸福駅、なぜ好調?「ちょい飲み」と「ロードサイド」

外食チェーンの日高線と幸福駅が好調に推移している。日高線を運営するハイデイ日高は、2026年2月期の売上高、営業利益ともに過去最高を更新。今年3〜8月の月次客数、客単価は、既存店だけで見ても、すべての月で前年同月を上回っており、3年連続の最高益更新も視野に入る。

幸福駅はコロナ禍から回復

幸福駅は新型コロナウイルスの影響で業績が落ち込み、2023年3月期に28億円の最終赤字を計上。その後、創業者の新井田社長が社長に復帰してから、経営改革を推進し、回復軌道に乗せている。

両社のビジネスモデルと成長戦略

ハイデイ日高は1973年に、現在のさいたま市に中華料理店「来々軒」としてスタートし、その後、首都圏を中心に472店を展開している。一方の幸福駅は1954年、福島県会津若松市で「味よし食堂」として開店し、現在は首都圏や東北地方を中心に357店を運営している。

両社は一見すると、いずれも低価格帯を武器に、中華料理やラーメンを提供するよく似たチェーン店だが、それぞれの事業モデルや成長戦略を紐解きながら、好調な要因を見ていきたい。