凱旋門前で焼き鳥や焼きそば…「ジャパンフェス」に観光客らでにぎわう
凱旋門前で焼き鳥や焼きそば…「ジャパンフェス」にぎわう

【パリ=野口季瑛】焼き鳥や焼きそばなど、日本の屋台料理を楽しむ催し「ジャパンフェス」が2日、パリの凱旋門前で開かれ、観光客らでにぎわった。

10の屋台が出店、香ばしいソースの香り

この日は10の屋台が出店。会場には「YAKISOBA」などと書かれたメニューや看板が並び、ソースの香ばしいにおいが漂った。焼きそばを注文したパリ市内の大学生、エステラ・ハニチニアボさん(25)は、「日本の食べ物が好き。スパイシーでおいしい」と笑顔だった。

2024年からパリ各地で開催、日本食ブームを背景に

催しは、日本の食文化の魅力を伝えようと、海外で飲食事業などを手がける企業「Jフォワード」が主催。パリでは2024年から、週末などに市内各地で開催している。同社の山本竜也代表は「世界的に日本食ブームが続く中、屋台料理は『手頃でおいしい』と注目されている」と話す。

フランスの日本食レストランは3390店、輸出も過去最高

農林水産省によると、フランスの日本食レストラン数は25年現在、3390店。和食が国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された13年の1.5倍に増えた。25年の日本の世界への農林水産物・食品輸出額は1兆7005億円となり、13年連続で過去最高を更新した。国は海外の日本食レストランなどを日本産食材の販路として、輸出拡大を目指す。