宮下順子、芸能生活55周年記念特集を衛星劇場で7月・8月に一挙放送
宮下順子55周年特集、衛星劇場で7・8月放送

俳優・宮下順子の芸能生活55周年を記念し、CS放送・衛星劇場が7月と8月にわたり特集放送を実施する。1971年のデビュー以来、55年にわたって映画やテレビドラマで活躍する宮下の代表作を一挙に届ける企画で、タイトルは「順子ときめく艶と技の名花 宮下順子傑作選」。宮下自身が出演を振り返るオリジナルトーク番組『女優は語る 宮下順子』も含まれる。

『女優は語る 宮下順子』で半世紀のキャリアを振り返る

トーク番組『女優は語る 宮下順子』は、2026年にデビュー55周年を迎えた宮下が、デビューのきっかけやロマンポルノ作品の思い出などを語る内容。インタビュアーは映画評論家の樋口尚文が務める。前編は7月2日午前11時から、後編は8月12日午前10時15分から放送される(再放送あり)。

収録を終えた宮下は「半世紀も前のことを思い出しながらお話させていただきました。我ながら今やれと言われても絶対できないようなことをよくぞやってきたなと思います」とコメント。さらに「樋口尚文さんは作品の素晴らしさを理解して評価してくださっているので、安心して楽しく話をすることができました。今回のトーク番組は自分の人生を振り返る良いきっかけになりました。ロマンポルノに対して少し後ろめたい気持ちがあったのですが、今日の収録を経て自信がもてるような晴れやかな気持ちになりました。これからは自分を認めて生きていきたいと思います」と述べている。

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痛快任侠コメディ『ダイナマイトどんどん』など名作ラインアップ

7月の放送では、岡本喜八監督、菅原文太主演の痛快任侠コメディ『ダイナマイトどんどん』(1978年)が7月2日午前8時30分から放送される。昭和25年、北九州一円の抗争を平和裏に解決するため、警察署長の提案でヤクザ組織対抗野球大会が開催されるというストーリー。宮下は菅原文太、北大路欣也らと共演している。

また、1938年に阪東妻三郎主演で製作された『地獄の蟲』のリメイク作品(1979年)もラインアップ。主演は阪妻の長男である田村高廣が務め、モノクロで音楽と効果音のみのニュー・サイレント映画として制作された。放送日は7月9日午前8時30分から。

さらに、永井荷風原作の『四畳半襖の裏張り』(R-15版、1973年)や中上健次原作の『赫い髪の女』(R-15版、1979年)も放送。いずれも神代辰巳監督作品で、宮下のロマンポルノ時代を代表する作品だ。

8月は松本清張原作『わるいやつら』などミステリーも

8月の特集では、松本清張原作の傑作ミステリー『わるいやつら』(1980年)を野村芳太郎監督が映画化した作品が放送される。社会的権利を利用して犯罪に手を染める医師とその人間関係を描く長編ピカレスク・サスペンスで、宮下は片岡孝夫、松坂慶子らと共演。放送日は8月5日午前8時30分から。

その他、『赤線玉の井ぬけられます』(R-15版、1974年)、『実録 阿部定』(R-15版、1975年)、『濡れた週末』(R-15版、1979年)など、宮下のフィルモグラフィーを彩る作品が続々と放送される。各作品の詳細な放送日時は衛星劇場の公式サイトで確認できる。

55年の軌跡を一挙に楽しむ絶好の機会

今回の特集は、宮下順子の芸能生活55周年を記念したもので、彼女の幅広い演技の幅を堪能できる内容となっている。ロマンポルノから任侠コメディ、文芸作品まで、時代を超えて愛される作品群が一堂に会する。ファンはもちろん、日本映画史に興味がある視聴者にとっても見逃せないラインアップだ。

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