“天才チンパンジー”パンくん、デマ拡散に育ての親が困惑 25歳で家族3頭の同居実現
パンくんのデマ拡散に育ての親困惑、25歳で家族同居実現

『天才!志村どうぶつ園』などで国民的人気を博したチンパンジーのパンくんと、育ての親であるアニマルトレーナーの宮沢厚氏が、ABEMAオリジナルの密着型ドキュメンタリー『NO MAKE』に出演した。

パンくんのデマに育ての親が困惑

2001年10月生まれで、生後まもなく人工哺育で育てられたパンくん。2歳から宮沢氏が育ての親となり、2004年から出演した『天才!志村どうぶつ園』では、志村けんさんとの息の合ったやりとりや、ブルドッグのジェームズとおつかいに行く企画で、国民的な人気者となった。

現在25歳を迎えたパンくん。25歳の誕生日には大好物の“うどん”を箸で器用に食べる元気な姿を見せた。ネット上で「野生化した」「凶暴化した」といった情報が散見されることに対し、宮沢氏は「なんでデマってこんなに拡散するの」「『生きてたんですか?』とコメントが来ますからね」「SNSの拡散する記事は怖い」と困惑を吐露した。

10年以上離れて暮らした娘との同居

宮沢氏には、長年抱いてきた夢があった。それは2015年、パンくんとパートナーのポコちゃんとの間に生まれた娘のプリンちゃんと“家族3頭で一緒に暮らす”こと。人工哺育で育ったチンパンジーは自分を人間だと思って行動してしまい、他のチンパンジーとトラブルを起こすリスクがあるため、パンくんとプリンちゃんは10年以上も離れて暮らしていた。

宮沢氏は時間をかけて寝室を近づけるなど慎重に準備を進め、威嚇がなくなったことを確認した2026年10月3日、ついに3頭を同じ運動場へ。一瞬ポコちゃんと抱き合ったパンくんは、その後落ち着いた様子で同じ空間に留まり、共通の敵(着ぐるみ)を登場させることで仲間意識を促すと、群れとしてひとつに。うどんを奪い合うトラブルもありつつも、宮沢氏は「なんかいいな、自然だな。この自然さがいいんだ」と感無量の表情を浮かべた。