歌手で俳優の美輪明宏さんが6月20日に死去した。91歳だった。所属事務所オフィスミワが28日、公式サイトで公表。これを受け、シャンソン歌手のクミコ(71)が追悼コメントを寄せた。
美輪明宏さんの生涯と功績
美輪さんは長崎県出身。16歳でプロ歌手となり、銀座のシャンソン喫茶「銀巴里」を拠点にクラシック、シャンソン、タンゴ、ラテン、ジャズを歌い注目を集めた。1957年に「メケメケ」が大ヒット。また、日本におけるシンガーソングライターの元祖として「ヨイトマケの唄」など多数の曲を自作。コンサート、舞台、映画、テレビ、講演、著作と多方面で活躍した。2012年、77歳でNHK紅白歌合戦に初出場した。
俳優としても多彩な活動
俳優としては、「演劇実験室天井桟敷」の旗揚げ公演『青森県のせむし男』『毛皮のマリー』に参加・主演。その後、『黒蜥蜴』(江戸川乱歩原作)、『双頭の鷲』『椿姫』『大典礼』など当たり役多数。ドラマや映画にも多数出演し、宮崎駿監督の『もののけ姫』『ハウルの動く城』では声優を務めた。バラエティ番組『オーラの泉』(テレビ朝日系)などのレギュラーもこなした。
クミコの追悼コメント全文
クミコは28日、自身の公式サイトでコメントを発表。「昨日、「みんな同じ人間だねフェス」の舞台で「ヨイトマケの唄」を歌いました。すべての差別に立ち向かう歌は、シャンソンを超えた、紛れもない日本のシャンソンです。歌の有り様を示され、愛、自由、平等、そして勇気を体現された美輪さん。本当にありがとうございました。心から感謝しています。」と綴った。



