岩田剛典が、2027年に放送予定のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演することが23日、発表された。松坂桃李が主演を務める同作で、岩田は老中・阿部正弘を演じる。岩田にとって大河ドラマは初挑戦となる。
若き宰相・阿部正弘の役柄
岩田が演じる阿部正弘は、飢饉や異国船の来航が相次ぐ中、数えで27歳という若さで幕政のトップである老中首座に抜擢された備後福山藩主。薩摩の島津斉彬ら有力大名とも連携し、海防に長けた水戸の徳川斉昭を相談役に迎えるなど、幕府内外と協力しながら国難を乗り切ろうとする人物だ。事前に入手した情報通りにペリーが来航すると、国内のパニックを抑え、戦争を回避するために奔走する。「皆の声を聞く」という新しい手法で幕政に風穴を開ける役柄となっている。
岩田剛典のコメントと経歴
岩田は今回の出演について、「初の大河ドラマ出演に身の引き締まる思いです」と心境を明かした。「僕は幕末の激動の変革期の舵取りを任された若き宰相、阿部正弘を演じさせて頂きます。来年の大河『逆賊の幕臣』、皆様にお届けできる日が楽しみです!!」とコメントを寄せた。
岩田は1989年生まれ、愛知県出身。2010年に三代目 J SOUL BROTHERSとしてデビュー。映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016年)で映画初主演を務め、第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞・話題賞、第26回日本映画批評家大賞の新人男優賞などを受賞。NHKでは、土曜ドラマスペシャル『炎上弁護人』、『歴史秘話ヒストリア 特攻 なぜ若者は飛び立ったのか』、土曜ドラマ『一橋桐子の犯罪日記』、『岩田剛典が見つめた戦争 小泉信三 若者たちに言えなかったことば』などに出演。連続テレビ小説『虎に翼』では、寅子の同級生・花岡悟を演じた。
『逆賊の幕臣』作品概要
本作は、幕末の幕臣・小栗忠順の視点から“敗者”の歴史に迫る作品。日本初の遣米使節として近代化を推し進めた小栗の姿を描く。今回発表されたのは、幼少期から小栗を知る仲間たちで、物語の人間関係の核を担う存在となる。



