香取慎吾主演『虚ろな十字架』赤楚衛二が対峙する特報映像解禁
香取慎吾主演『虚ろな十字架』赤楚衛二が対峙する特報映像

香取慎吾が主演を務めるWOWOW連続ドラマW『虚ろな十字架』(全4話)が、9月6日午後10時から放送される。主人公と対峙するキーパーソンに赤楚衛二が決定し、香取と赤楚が映る緊迫感満載の特報映像が解禁された。また、両名のコメントも公開されている。

『虚ろな十字架』とは

本作は、発行部数約76万部を誇る東野圭吾のベストセラー小説『虚ろな十字架』(光文社文庫刊/2014年)が原作。監督は瀬々敬久。死刑制度という普遍的な社会テーマに挑み、密度の高いドラマと予想を超えるサスペンスを描く。

香取慎吾はWOWOW連続ドラマ初主演、東野作品初主演となる。演じるのは主人公・中原道正。元広告代理店勤務の会社員で、現在は伯父から引き継いだペットの葬儀店を営む。11年前の人生を揺るがす事件を機に妻と離婚し、過去の悲しみと向き合えず孤独な日々を送る。ある日、元妻が何者かに殺されたと告げられ、真相を追う中で犯人への憎しみや遺族の無念、本当の償いを問う。

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赤楚衛二は香取と初共演。演じるのは主人公・中原と対をなすキーパーソン、仁科史也。慶明大学病院の小児科医で、仕事熱心で患者からの信頼も厚く、家庭では妻と息子を愛する家族思いの夫。しかし、義理の父が金目当てで通りすがりの女性を殺したとの知らせが入り、加害者家族として誹謗中傷を受けながらも妻をかばい、被害者の遺族である中原たちに謝罪したいと申し出る。

特報映像の内容

解禁された映像は、今作の世界観を感じさせる緊迫感あふれる超特報。うっそうとした森の中で何かを探す捜査員たち、思いつめた様子の2人の人影。森で何が起こったのか、中原と史也にどう関わるのかが描かれる。

香取慎吾のコメント

香取はオファーについて「日々、求めてくれる人がいるから自分の仕事があると思っている。今回も誰かが求めてくれて、この役と巡り合えた。初めての方々と仕事ができることをうれしく思う」と語る。中原という役について「家族を殺された過去から立ち直れず、光を簡単に見ることができない役に魅力を感じる。変われないという現実がリアルだ」と述べた。作品のテーマについては「撮影が進むにつれ、中原の感情が自分に近いと感じる。人それぞれ苦しみがある中で、生きなければいけないんだと思った」と語る。赤楚については「高身長でクールだが、笑顔がキュート。まっすぐな姿勢がすてき」と印象を述べ、瀬々監督については「こだわりぬく監督。隅から隅まで見ている」と評した。

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赤楚衛二のコメント

赤楚は「東野先生の作品は学生時代に読んでいたし、映像化作品もたくさん見ていた。いつか出演したいと思っていたのでうれしい。香取さんと初めてご一緒できることにわくわくした」と喜びを語る。仁科史也については「さまざまなことを抱えて生きているが、まだ何も言えない。加害者家族として矢面に立つ史也は気になるキャラクター。彼の過去や出会い、今に至るまでを見てほしい」と話す。作品のテーマについて「難しいテーマ。この作品には史也のような人もいれば、死刑を受け入れて罪と向き合わない人も出てくる。自分が家族を奪われたら、犯人に同じ目に遭ってほしいより、罪と向き合ってほしい気持ちが強いかもしれない。答えのないことを考えさせられるのが本作の特徴」と述べた。香取とは初対面でセリフ以外一言も話さず、加害者家族と被害者遺族の体で居続けたと明かし、「居心地は悪くなかった。物語後半のシーンがゴールになるので、役を通して思い出を作り、積み上げた上で対峙したい」と語る。瀬々監督については「役者に対して丁寧。『ちょっとここ印象的に!』という言葉が印象的。監督の頭の中をのぞきたくなる」と述べた。

瀬々敬久監督のコメント

監督は「死刑制度の存廃が議論される中、東野さんの原作は犯人に死刑を願う被害者家族を主題にしている。『罪と罰』の問題は追及しても真実に至るのは難しい。再挑戦の機会を得て、原作のタイトルの先を見据えたドラマにしたい。香取さんは場を繊細に把握する力に驚かされる。赤楚さんの爆発的な感情表現、2人がぶつかるシーンはサスペンスにあふれ刺激的。『罪と罰』という永遠の謎を充実したミステリードラマとして届けたい」とコメントしている。