ジャーナリストの元木昌彦氏が、高市早苗首相の政治家としての資質を鋭く批判する記事を寄稿した。元木氏は、マックス・ウェーバーの『職業としての政治』で示された「情熱、責任感、見識(判断力)」の三要素を基準に、高市首相の言動を分析。情熱は認めるものの、責任感と判断力の著しい欠如を指摘し、「国民の声を聞く」という最低限の資質さえ持ち合わせていないと断じている。
首相就任8カ月で政権末期の様相
高市首相は初の女性首相として誕生し、衆院選では多くの有権者が自民党に投票した。しかし、その熱気は短期間でしぼみ、就任からわずか8カ月で政権末期の様相を呈している。元木氏は、その原因を「身勝手に振る舞い、熟議もせず、先の見通しもないままに独断専行してきたこと」にあると分析。特に、自分の発言への責任感や、その発言が持つ意味を理解する判断力が欠如していると批判する。
ウェーバーの三要素と高市首相の現状
元木氏は、高市首相がかつてバンドでドラムを叩いており、現在も自宅の防音室でドラムを叩いてストレスを発散するというエピソードを挙げ、情熱は持ち合わせていると評価。しかし、責任感と判断力については、具体的な言動を挙げて厳しく指摘している。例えば、「副首都」構想関連法案を巡る日本維新の会の吉村洋文代表との会談後の記者対応など、その場しのぎの発言が目立つと述べている。
国民の声を聞かない姿勢
元木氏は、高市首相に「国民の声を聞く」姿勢が決定的に欠けていると指摘。これは政治家としての最低限の資質であり、その欠如が政権支持率の急落につながっていると分析している。記事では、高市首相の独断専行が政権の安定を損ない、早期の政権交代も視野に入る状況だと警告している。



