祇園祭・前祭(さきまつり)の山鉾巡行(17日)を目前に控え、京都市内の京町家では旧蔵品や山鉾の懸装品が優雅に飾られ、多くの観光客で賑わっている。
長江家住宅:動植物テーマの屏風など約30点
呉服商だった「長江家住宅」(京都市下京区)では、「動植物」をテーマに、屏風や掛け軸など約30点が紹介されている。押し絵で春夏秋冬の植物を表現した屏風が表の間に置かれ、保津川を描いた屏風の部屋には川べりの植物が生けられ、しつらえが施されている。
秦家住宅:太子山の懸装品とインド製胴掛
「秦家住宅」(同区)では、会所飾りの場として太子山の懸装品の胴掛や前懸などが店の間に展示されている。胴掛は18世紀にインドで制作されたと伝わり、クジャクや花樹の刺繍が施されている。
いずれの展示も16日まで行われている。



