成田空港を核とした周辺整備への動きが活発化している。国家プロジェクトと位置づけられる滑走路の新設・延伸など「第2の開港」を巡り、政府は7月21日に閣議決定した経済財政運営の指針「骨太の方針」に、成田空港に関する文言を初めて明記。これを弾みに、千葉県は交通アクセス強化や産業集積を通じた地域活性化に向けた取り組みを加速させている。
政府の姿勢「グレードアップ」
千葉県の熊谷俊人知事は7月24日、国土交通省に足を運んだ。目的は、成田空港と東京都心を最短で結ぶ北千葉道路など、空港を起点とした高規格道路の整備促進だ。県内の沿線自治体の首長らとともに同省幹部に要望書を提出した熊谷氏は、記者団にこう語った。
「追い風を実感している。だからこそ、県も沿線自治体と連携し、早期に新規事業化や整備促進が図られるよう取り組みを続けたい」
産業集積と地域活性化
成田空港やその周辺などで健康医療関連企業の誘致や集積を行うために連携協定を結んだ千葉県の熊谷俊人知事(左から2人目)ら=7月23日、千葉県庁(岡田浩明撮影)
千葉県は、空港周辺への産業集積も推進。健康医療関連企業の誘致に向けた連携協定を結ぶなど、地域活性化につなげる方針だ。



