ぬいぐるみの「分身」が町内巡るツアー、全国から10体以上参加 大分・日出町
ぬいぐるみの「分身」が町内巡るツアー、全国から10体以上参加

大分県日出町で、都市と地方の双方に生活拠点を置く「二地域居住」の魅力を発信する取り組みが進んでいる。町地域おこし協力隊員の義川沙也佳さん(29)は、参加者の顔に似せたぬいぐるみが「分身」として町内を巡るユニークなツアーを開催。全国から10体以上が参加した。

「移住は一足飛びではいかない」

義川さんは二地域居住を推進する理由について、「都市部への人口の集中が課題となる中、地方への移住者を増やすことが目的だ」と説明。「移住は仕事や子育てのことなどで考慮することが多く、一足飛びではいかない。都市部にも拠点を残しながら地方の住み良さを知ってもらう狙いがある」と語る。

日出町は今月、神奈川県の不動産会社を二地域居住者の活動を支援する「特定居住支援法人」に指定するなど、取り組みを加速させている。

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交通の要衝と景観が強み

同町を居住先として選ぶメリットについて、義川さんは「JRの駅が町内に4か所ある交通の要衝で、大分空港までも車で約30分と交通の便が良い」と指摘。「大分市や観光地・別府市とも近く、高崎山や別府湾を一望できる景観も魅力だ」と話す。

さらに、「町内のテーマパーク『ハーモニーランド』をリゾート地として再整備する構想があり、観光客の増加も予想される。今後、経済的な成長が見込まれる点が強みになる」と付け加えた。

ぬいぐるみの「分身」が観光案内

居住者の呼び込みのため、昨年12月に開かれたのが、参加者の顔に似せたオーダーメイドのぬいぐるみが「分身」として町内各地を旅するツアーだ。義川さんのぬいぐるみがガイド役となって観光スポットなどを巡り、その様子を写真に収めてアルバムにし、参加者に贈った。

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