マイナビニュース会員303人を対象にしたアンケートで、お盆の帰省時に親や親戚から言われてモヤモヤした内容は、「仕事・職業・働き方について」が31.5%で最も多いことが分かった。
「転職したら?」「ちゃんとした仕事に就きなさい」
具体的には、仕事の忙しさや転職、職業そのものについての言葉が寄せられた。57歳の男性は「仕事が忙しく盆暮れくらいにしか帰省できず『そんなに忙しいなら転職したらいいのに』と言われ、かなりムッとした」と回答。50歳の男性は「いつになったらちゃんとした仕事に就くのか、と言った内容」、65歳の男性は「ちゃんとした仕事につきなさいって言われてばっかり」と振り返る。
帰省の頻度が少ない理由を仕事の忙しさと説明しても、転職を勧められたり、「ちゃんとした仕事」という言葉で現在の仕事を否定されたように感じたりするケースがあるようだ。
「仕事しすぎ」「田舎で働きなさい」働き方への意見も
仕事そのものだけでなく、働く時間や場所、仕事と家庭のバランスについて意見されたケースもあった。30歳の男性は「仕事しすぎ、休め、とうるさいこと」、47歳の男性は「仕事ばかりでもっと顔を出しなさいと言われた」、60歳の女性は「田舎で働きなさい。こっちのほうがいいよ。と言われた」と回答している。
仕事を頑張っていることを心配して「休んだほうがいい」と言われるケースもあれば、働く場所や帰省の頻度について意見されるケースも。家族からすれば心配や助言のつもりでも、本人にとっては自分の働き方を否定されたように感じたり、仕事と家庭の両立についてプレッシャーを感じたりすることもあるのかもしれない。
「周りの人は頑張っているけど」比較されてモヤモヤ
仕事ぶりや働き方を周囲と比較するような言葉も印象に残っている。39歳の男性は「仕事について、周りの人は頑張っているけどって言われたこと」と回答。58歳の男性は「週休1日の自営業ですが、『2日になると良いね』と言われて、収入が低いのかなと勝手に落ちこんでしまった」と話す。
どちらも直接的に仕事を否定されたわけではないものの、言葉を受け取った側が自分の働き方について考え込んでしまったケースだ。「週休2日になると良いね」と言われたことで「収入が低いのかな」と落ち込んだという回答からは、何気ない一言が本人の自信や気持ちに影響することがうかがえる。
雇用形態や収入に踏み込まれたケースも
仕事に関するモヤモヤは職業や働き方だけにとどまらず、雇用形態や収入について言われたという声も寄せられた。43歳の女性は「パートで働いていたけれど、いちいち詮索されるのや人付き合いが苦手なので専業主婦と嘘をついてたら、働けってしつこく言われ、子供もいないのに働かないのかってしつこく馬鹿にされた」と回答。38歳の男性は「昔の話ではありますがパートナーの実家に帰省して食事会をすることになった、それぞれアルコールが入っていたこともあったと思うが自分の職業・収入をなじられたことはある。その場で大きく言い返したわけではないが嫌な気分はあった」と振り返る。
仕事は生活の一部である一方、職業や収入、働き方は個人の事情や価値観が大きく関わる部分でもある。本人が大切にしている仕事について否定的な言葉をかけられたり、プライベートな事情まで踏み込まれたりすると、モヤモヤが残ることもありそうだ。
何気ない一言がモヤモヤにつながる
今回の調査では、親や親戚から言われてモヤモヤした内容として「仕事・職業・働き方について」が最も多い結果となった。「ちゃんとした仕事に就きなさい」「転職したら」といった直接的な言葉だけでなく、「周りの人は頑張っているけど」「週休2日になるといいね」といった何気ない一言が、本人の気持ちに影響するケースも見られた。
親や親戚にとっては善意や心配から出た言葉でも、仕事に対する価値観や生活スタイルは人それぞれ。帰省で久しぶりに顔を合わせるからこそ、相手の事情や気持ちを考えた言葉選びが大切なのかもしれない。



