愛媛・天赦園でノボリフジが満開間近、24メートルの架け橋が白い花で彩られる
愛媛県宇和島市にある名勝庭園「天赦園(てんしゃえん)」で、ノボリフジ(白玉藤)が咲き始め、春の訪れを告げています。池に架かる太鼓橋のようなフジ棚では、枝が上向きに伸び、白い花が可憐に咲き誇っています。見頃は今月中旬までと予想されており、多くの観光客が訪れています。
五分咲きから満開へ、水面に映る美しい光景
同園を管理する宇和島伊達文化保存会によると、ノボリフジは4月3日に開花し、現在は五分咲きの状態です。長さ約24メートルのフジ棚一面が白色に染まり、その美しい姿が水面に映り込む様子は、訪れる人々を魅了しています。特に、池に架かる架け橋のような構造は、花の重みで優雅にたわみ、独特の景観を作り出しています。
観光客から感動の声、華やかな春の風景に
埼玉県久喜市から訪れた59歳の女性は、「華やかな感じですごくきれいで、思わず息をのむほどです。この時期ならではの風景を楽しめて、とても幸せな気分になりました」と話しました。天赦園は、江戸時代に造られた歴史ある庭園で、ノボリフジの開花は春の風物詩として地域に親しまれています。
宇和島伊達文化保存会の担当者は、「ノボリフジは例年、4月中旬までが見頃です。今年は天候に恵まれ、花の状態も良好ですので、多くの方にご覧いただければと思います。特に朝や夕方の時間帯は、光の加減でより一層美しく見えるでしょう」と説明しています。
天赦園では、ノボリフジ以外にも、季節ごとに様々な植物が楽しめるため、年間を通じて観光客が訪れています。今回の開花を機に、春の行楽シーズンに向けて、地域の観光活性化も期待されています。



