西大寺会陽「裸祭り」事故、重体の50代男性が死亡 参加者で2人目の犠牲者
裸祭り事故で50代男性死亡、参加者で2人目の犠牲者 (17.03.2026)

西大寺会陽「裸祭り」事故で50代男性が死亡、参加者で2人目の犠牲者に

岡山県警は2026年3月17日、岡山市東区の西大寺観音院で2月に開催された「西大寺会陽(えよう)」、通称「裸祭り」の事故で意識不明の重体となっていた参加者3人のうち、倉敷市福島の自営業、公文敬也さん(58)の死亡が確認されたと発表しました。死因は多臓器不全とされています。

事故の経緯と被害者の状況

県警によると、事故発生時には3人の参加者が意識不明の重体となりました。その後、美作市の40代男性は意識を回復しましたが、岡山市の40代男性は3月に入って死亡が確認されていました。今回の公文さんの死亡により、この事故による死者は2人となりました。

西大寺会陽は国の重要無形民俗文化財に指定されており、締め込み姿の裸衆が「宝木(しんぎ)」を奪い合う伝統行事として知られています。例年約1万人が参加する大規模な祭りで、その熱狂的な雰囲気が特徴です。

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伝統行事の安全対策が課題に

この事故を受けて、祭りの主催者側は安全対策の見直しを迫られています。過去にも同様の事故が発生しており、群衆管理や緊急時の対応体制が課題として浮き彫りになりました。地元関係者からは「祭りは想定外のことが起こる」との声も上がっており、伝統の維持と参加者の安全確保の両立が難しい問題となっています。

西大寺観音院では、宝木を求めて本堂でひしめき合う参加者たちの様子が毎年報道されていますが、その激しさが時に危険を伴うことも指摘されてきました。2026年2月21日午後9時58分には、岡山市東区の西大寺で撮影された写真が公開され、祭りの熱気を伝えていました。

今後の対応と影響

今回の死亡事故により、西大寺会陽の将来についても議論が活発化することが予想されます。主催者側は「中止を含めたあらゆる可能性」を検討していると表明しており、伝統文化の継承と安全確保のバランスが大きな課題となっています。

地域の重要な文化的行事である一方で、参加者の安全を最優先に考える必要があるという難しい状況が続いています。今後の対策如何によっては、祭りの形態や規模に変更が加えられる可能性も否定できません。

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