Neowinは9月14日(米国時間)、Windows 11バージョン25H2および24H2向けの8月のセキュリティ更新プログラム「KB5121003」をインストールできない問題が一部のPCで報告されていると伝えた。ユーザー報告では、更新時に起動できなくなり、BIOS設定のリセットによって解決した例が確認されている。報告の多くはHP製PCだが、他社製PCでの問題も報告されている。
報告されている不具合の内容
Neowinが取り上げたGrady氏の不具合報告によると、更新プログラムのインストールは次の手順で進行したとされる。アップデートのダウンロード(インストール)を実行し、PCを再起動したところ、再起動後、途中でアップデートを「諦め」てしまった(これは進捗が100%に到達する前に2度目の再起動が発生したものと推測される)。通常の起動プロセスが始まったが、HPのロゴから先に進むことはなかった。
仕方なく強制シャットダウンを実行したところ、電源を入れると「診断」が始まり、「修復」プロセスが開始された。最終的にアップデートは元に戻され、インストールに失敗した。
BIOS設定の破損が原因との報告
この報告では同じ問題に遭遇した複数のユーザーからも同様のコメントが寄せられている。また、一部ユーザーはHPサポートに連絡を取り、「KB5121003によってBIOS設定が破損したことが原因だった」との回答を得たことを明らかにした。
報告されている解決方法
この不具合については複数の解決例も報告されている。BIOS設定のリセット後にインストールすることで解決した例や、複数のアップデートがある場合は、アップデートを順番に「手動ダウンロード」およびインストールすることで解決したとする報告もある。
Neowinはこの他に、HPがWindows Updateの安定性向上を説明するBIOSアップデートを公開したと述べ、BIOSアップデートによって解決する可能性を伝えた。なお、今回の件はセキュアブート証明書の問題であり、BIOS破損ではないとの指摘もある。



