Windows 11 7月更新でDell PCにシャットダウン不具合、Microsoftが配布停止
Win11 7月更新でDell PC不具合、配布停止

Windows Latestは7月15日、Windows 11バージョン25H2および24H2向けの7月セキュリティ更新プログラム「KB5101650」の配布が、一部のDell製PCで問題を引き起こしているとして停止されたと報じた。Microsoftは公式にこの問題を認め、該当するPCへの更新プログラムの提供を一時的にブロックしている。

不具合の内容と影響範囲

この更新プログラムをインストールした一部のDell製PCでは、予期しないシャットダウン、パフォーマンスの低下、発熱の増加、バッテリー消費の増加などの症状が報告されている。Microsoftは影響を受ける特定のDell製PCモデルの一覧を公開していないが、Intelドライバーを使用する一部の機種が対象とみられる。

問題は6月23日にリリースされたプレビュー更新プログラム「KB5095093」の段階ですでに発生していた。Microsoftは7月14日までにこの不具合を把握していたかどうかは不明だが、その変更をそのまま7月のセキュリティ更新プログラムに含めたため、より広範囲のDell製PCに影響が及んだ。

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根本原因はUSBパフォーマンス改善機能

Microsoftの公式発表によると、根本原因はUSBパフォーマンスの向上を目的として導入された「Windows USB-C接続マネージャーインタフェース」の追加である。この変更が、Intelドライバーを搭載する一部のDell製PCで互換性の問題を引き起こし、システムの正常な動作を妨げている。

影響を受けるPCでは、「Intel Innovation Platform Framework Processor Participant」ドライバーにデバイスマネージャー上で黄色の警告アイコンが表示される可能性がある。ただし、すべてのDell製PCでこの警告が表示されるわけではなく、Windows Latestの筆者環境のDell製PCでは警告アイコンは確認されず、問題を回避できたとしている。

今後の対応

Microsoftはパートナー企業と協力して問題の解決に取り組んでおり、今後数日以内に修正プログラムをリリースする予定であると発表している。影響を受けるユーザーは、修正が提供されるまでKB5101650のインストールを控えるか、問題が発生した場合は更新プログラムをアンインストールすることで一時的に回避できる。

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