吉野ヶ里歴史公園で古代ハス「大賀ハス」が大輪の花を咲かせる
吉野ヶ里で古代ハス「大賀ハス」開花

佐賀県の吉野ヶ里歴史公園(神埼市、吉野ヶ里町)で、古代ハス「大賀ハス」が大輪の花を咲かせている。弥生時代の建物を復元した風景の中、約2000年前の実を発芽させたこのハスが、訪れる人々を魅了している。

約2000年前の実からよみがえった古代ハス

大賀ハスは、植物学者の大賀一郎博士が1951年に千葉市で発掘した約2000年前の実を発芽させたハス。同園では2015年から栽培を始めたが、自然交配で他品種と混ざったため、昨春に千葉市などから分根した苗を植え替えた。現在、園内の2つのハス池(計300平方メートル)にはびっしりと葉が茂り、大輪の花を次々と咲かせている。

担当者も驚く生命力

「昨年、この池に植えたハスの根っこはたった8株。生命力に驚きました」と、同園でハスを担当する木下俊郎さんは話す。真夏の太陽にも負けず、凛と咲く花と緑の大きな葉は、弥生時代の風景にも溶け込んでいる。20日頃まで、午前中に開花した状態が見られるという。

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2000年の時を超えて今も花を咲かせる大賀ハスは、生命のたくましさを感じさせる。古代の人々もこの美しさに心を引かれたかもしれない。

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