防衛省、ロケット開発の調査研究開始へ 有事に備え衛星を短期間で打ち上げ
防衛省、ロケット開発の調査研究開始へ 有事に備え衛星打ち上げ

防衛省は9日、自衛隊が利用する人工衛星が攻撃や妨害などで機能を失った際に、短期間で代わりの衛星を打ち上げるためのロケットの開発に向けて、調査研究を始めると発表した。有事も念頭に、宇宙への輸送能力を高める狙いがある。

年内に民間事業者から提案を募集

今年12月までに、民間事業者から、ロケットの製造方法や打ち上げ方法などについて提案を募る。日本の技術や産業基盤を活用することを評価項目の一つとし、日本の宇宙産業基盤の強化にもつなげたい考えだ。

防衛相「安全保障上の重要課題」

小泉進次郎防衛相は9日の会見で「有事を含め、我々が利用する人工衛星の一部が失われた場合に、機能を迅速に回復することは安全保障上の重要課題だ」と指摘した。

国内のロケット発射場が不足していることが課題となっている。