SNSの利用「自分では止められない」 規制めぐり中高生と意見交換
SNSの利用「自分では止められない」 中高生と意見交換

こども家庭庁の有識者検討会作業部会は7月22日、中高生9人と意見交換を行い、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用規制について議論した。

参加したのは中学生2人と高校生7人。6月に部会に示された報告書骨子案の内容について話し合った。青少年インターネット環境整備法は、犯罪やアダルトサイトなどの違法・有害情報から18歳未満の青少年を守るため、閲覧を制限するフィルタリングの提供を携帯電話事業者に義務づけている。しかし、現行法の有害情報閲覧制限だけでは時代に追いついておらず、骨子案では「無限スクロール」など子どもの時間を奪う機能や設計が有害と考えられるか、設計や構造自体を理解するリテラシー教育の必要性などが論点に挙がっている。

中高生の生の声

非公開で行われた意見交換では、「無限スクロールなどで長時間使用になり、睡眠不足になる」という健康面への懸念や、「使用時間の規制が必要ではないか。SNSは無限に使ってしまって自分では止められない」といった意見が出た。また、「親がSNSの怖さを知らないので、子どもにそのまま使わせている。運転免許のような資格や講習が必要ではないか」とリテラシー向上を求める具体的な意見もあった。

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3月にも同じ9人による意見交換が行われ、SNS利用で困ったことについて「ネット依存は身近にも多い。なかなかスマホの利用をやめられず夜に寝ていない子もいる」「やせている方がよいなどの偏見を見ると自己肯定感が下がることがある」などの意見が伝えられていた。

こども家庭庁は引き続き必要な法改正など、子どもが安全にSNSなどを利用できるように具体的な方針を検討する。

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