米Appleは、現地時間9月14日(日本時間9月15日)に「iOS 27」と「iPadOS 27」の提供を開始した。ここでは、iPhoneおよびiPad向けのセキュリティ修正を中心に取り上げる。
アップデート対象機種と主な新機能
iOS 27 / iPadOS 27のアップデート対象機種は、iPhone 11以降、iPad Pro 12.9インチ(第4世代)以降、iPad Pro 11インチ(第2世代)以降、iPad Air(第4世代)以降、iPad(第9世代)以降、iPad mini(第6世代)以降となっている。
今回のアップデートの大きな柱は、「Apple Intelligence」のパワーを活用する新たなAIアシスタント機能「Siri AI」、子どもを安全に保護する機能の強化、前世代で採用されたユーザーインターフェース「Liquid Glass」のブラッシュアップなど。iPadOSでは、メモアプリの操作でもApple Intelligenceを活用できるようになった。
Apple IntelligenceとSiri AIの利用条件
iOS/iPadOS 27でApple IntelligenceとSiri AIを利用できるのは、iPhone 15 Pro / 15 Pro Max、iPhone 16シリーズ以降の全機種、iPad mini(A17 Pro)、M1以降のプロセッサを搭載したiPadに限られる。リリース当初は英語のみで、日本語には2026年内に対応予定だ。
126件のセキュリティ修正
iOS/iPadOS 27にはセキュリティ修正も含まれており、適用することでカーネルやWebKit、Spotlightのほか、Bluetooth、写真、音楽、指紋管理に至るまで、126件の脆弱性が修正される。修正される脆弱性の多くは、同日に提供開始されたiOS/iPadOS 26.7と共通している。
iOS/iPadOS 27のみに含まれる修正内容としては、ロック解除されたデバイスに物理的にアクセスできる攻撃者が、認証なしでWi-Fiパスワードを読み取れる問題(CVE-2026-43674)や、アプリが「Sign In With Apple authentication flow」を使用してユーザーのAppleアカウントにアクセスできる問題(CVE-2026-20683)などがある。
Appleは、いずれについても掲載時点で悪用が確認された可能性については案内していない。



