佐賀市は21日、一般客を乗せて自動運転バスを市内で走らせる実証実験を11月14日から12月22日まで実施すると発表した。市営バスの運転手不足を解消し、市民の移動手段の維持を図る狙いで、市は2028年度の導入を目指している。
運行ルートと運賃
実証実験では、定員22人の小型電気自動車(EV)バスを使用し、佐賀駅バスセンター2番乗り場からSAGAサンライズパークまで(片道約1.8キロ)を1日6往復する。途中停車する「佐賀駅北口」「商業校門前」でも乗降できる。運賃は市営バスの同区間と同額で、最大180円。
レベル4相当の自動運転
自動運転レベル5段階のうち、特定の条件下で人が運転に関わらない「レベル4」相当の自動運転で、ルートの全区間を走行する。区間内には道幅が狭い場所や路上停車の車両が多い場所があるため、適切に回避できるかなどの技術検証も行う。実証実験中は市の交通局職員が同乗する。
市は自動運転バスの導入を見据え、2023年度から実証実験を重ねてきた。21日の記者会見で坂井英隆市長は「新しい技術で、市民の移動手段を確保する交通ネットワークを構築したい」と期待を込めた。