国土交通省は25日、空飛ぶクルマの実用化に向けた安全基準案を公表した。機体の耐空性や運航ルールなどを定め、2026年の有人飛行開始を目指す。
安全基準案の概要
基準案では、機体の設計や製造、整備に関する要件に加え、パイロットの資格や運航管理の方法などを規定。特に、電動垂直離着陸機(eVTOL)の特性を踏まえ、バッテリーの安全性や緊急着陸時の対応などを重視した内容となっている。
また、都市部での運航を想定し、騒音基準や落下物対策も盛り込んだ。国土交通省は、この基準案に対する意見公募を行い、年内にも正式な基準として告示する方針だ。
実用化への期待
空飛ぶクルマは、渋滞の解消や過疎地での移動手段として期待されており、国内外の企業が開発を競っている。国内では、2025年に開催される大阪・関西万博でデモ飛行が予定されており、実用化への機運が高まっている。
国土交通省は、安全基準の整備を進めることで、2026年の有人飛行開始を目指すとしている。



