ホンダにはできて東芝にはできなかった――。企業の存続を左右する「撤退の判断」について、作家の佐藤優氏が連載『戦略の罠』で持論を展開している。佐藤氏は旧日本軍の教えを「日本企業のバイブル」と呼び、その核心を示した。
旧日本軍の「撤退の教科書」とは
佐藤氏が注目するのは、旧日本軍が残した撤退に関する教訓だ。企業経営において、事業からの撤退は成長戦略と同じくらい重要であり、これを誤ると企業全体の存続が危ぶまれると指摘する。
ホンダと東芝の明暗
具体的な事例として、ホンダが撤退の判断を適切に行えた一方で、東芝はそれができなかったと対比する。両社の明暗を分けたのは、撤退を決断する際の基準や組織の判断力にあったとみられる。
佐藤氏は、旧日本軍の戦略に学ぶことで、日本企業が陥りがちな「撤退の罠」を回避できると説いている。



