エヌビディア時価総額、アップル超え世界一へ:AI半導体需要で急成長
エヌビディア時価総額、アップル超え世界一へ (14.07.2026)

米半導体大手エヌビディアの時価総額が、6月5日の取引でアップルを上回り、世界最大の企業となった。エヌビディアの株価は同日、5.2%上昇し、終値は1224.40ドル。時価総額は約3.3兆ドル(約515兆円)に達した。一方、アップルの時価総額は約3.2兆ドルだった。

AI半導体需要がけん引

エヌビディアの急成長は、生成AI(人工知能)向け半導体の需要急増が原動力だ。同社のGPU(画像処理半導体)は、AIの学習や推論に不可欠で、大手テクノロジー企業がこぞって調達を競っている。エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは「我々はAIの変革の中心にいる」と述べ、需要の持続性に自信を示した。

株価年初来で約2倍

エヌビディアの株価は2024年初来で約2倍に上昇。直近の四半期決算では、売上高が前年同期比262%増の260億ドル、純利益は同628%増の148億ドルと驚異的な成長を記録した。同社は5月に10対1の株式分割も発表し、個人投資家の買いを呼び込んだ。

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アップル、マイクロソフトも追う

時価総額ランキングでは、アップルに続きマイクロソフトが約3.1兆ドルで3位。エヌビディアは2023年には時価総額1兆ドルを突破したばかりだが、AIブームに乗りわずか1年で3倍以上に膨らんだ。市場では「AI関連投資はまだ初期段階」との見方が強く、さらなる成長が期待されている。

今後の展望とリスク

エヌビディアの時価総額世界一は、AI技術の重要性を象徴する出来事だ。しかし、競合のAMDやIntelがAI半導体市場に参入しており、長期的な競争激化は避けられない。また、地政学的リスクとして、米中対立による輸出規制の強化が同社のビジネスに影響を与える可能性もある。アナリストからは「エヌビディアの評価は割高」との声も聞かれる。

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